元英会話講師が強くおススメする最強の英語学習術～音読～

今回は、自分が考える「最強の英語学習術」について書いていきます。これさえやれば、リーディング,リスニング, 発音,スピーキング全部の力を伸ばせる！というか伸ばせました!

そんな英語の学習術「音読」を紹介します(^^♪

音読の価値

「音読」というと、スピーキングや発音の練習方法かと思いますが、実は、リスニング、リーディングにも大変効果的な練習方法なのです。

なぜかというと、原理原則として、「自分が発音できることは聞くことができる」逆を言えば「自分が発音できないことは聞くこともできない」というのがあります。また、自分が発したことは自分が一番聞いている。つまり、声に出して発音やアウトプットの練習をする「音読」は、結局リスニングにも生かされていくのです。

さて、音読の流れですが、以下の順序をお勧めします。

・1分～1分半程度の、英文・日本語訳のある音源を用意する、

（テキストであれば、見開きで左のページに英文と右のページに日本語文で分かれてるテキストがおすすめ！

・まずは何も見ずに聞いて、どのような内容かイメージする。

・もう一度聞いて、できる限りの単語を書き出す。（これをすることで、より集中して聞くことができる。）

・英文を確認する。（ポイント：日本語はまだ見ない。）

・英文を見ながら、1文ずつ聞いて、発音していく。

・聞かなくても発音できる程度まで練習する。

・音源のスピードに合わせて一緒に読む。（オーバーラッピング）

・音源に置いて行かれなくなる程度まで繰り返す。

・テキストを閉じ、音源を聞いて、聞こえてきたものを口にする。（シャドウイング）

・もれなく発せられるまでひたすら繰り返す。

・日本語の意味を確認する。（ここまでは日本語は気にせず、音だけを意識する。）

・日本語も把握したうえでオーバーラッピング、シャドウイングをする。（音に日本語の意味を乗せるイメージ）

以上がオススメの流れです！

日本語の意味を最後まで頭に入れないのは、英語に集中し、英語を英語で理解しようとする癖をつけるためです。

英語をいちいち全て日本語に置き換えていると、その回数分、認識が遅れて、リスニングについていけなくなってしまうのです。

英語は英語で頭にイメージを浮かべて理解する。

言葉は違くても、イメージする像は同じになってくる。「犬」と聞いて「ワンワン鳴く動物」をイメージするように、「dog」と聞いて「ワンワン鳴く動物」をイメージするのと同じように単語も身につけていけば良いかと思います。

最後は感覚的な部分なので、伝えづらい部分ですが、質問があればいつでもどうぞ。

とにもかくにも、「音読」は最強の英語勉強方法だと思ってます♪